コードの信頼性を高める「ユニットテスト」とは?初心者向けにやさしく解説!
プログラムを作ったら「本当に正しく動くか」を確認する必要があります。
その第一歩として使われるのが「ユニットテスト(単体テスト)」です。
この記事では、ユニットテストの意味や目的、基本の書き方を初心者向けにやさしく解説します。
ユニットテスト(Unit Test)とは?
ユニットテストとは、プログラムの一部分(関数やメソッドなど)が正しく動作するかどうかを確認するテストです。
「ユニット」は“最小の部品”という意味で、細かい単位で動作を検証します。
なぜユニットテストが必要なの?
- バグを早期に発見できる
- プログラムの修正時に、動作の影響をチェックできる
- 他の人が安心してコードを使えるようになる
- テストがあることで保守性が高まる
Pythonでのユニットテストの例(unittestモジュール)
import unittest
def add(a, b):
return a + b
class TestAdd(unittest.TestCase):
def test_add(self):
self.assertEqual(add(2, 3), 5)
if __name__ == "__main__":
unittest.main()
assertEqual()は「値が一致するかどうか」をチェックする関数です。
よく使われるテストフレームワーク
- Python:unittest、pytest
- JavaScript:Jest、Mocha
- Java:JUnit
- PHP:PHPUnit
ユニットテストで確認するべきこと
- 期待通りの結果になるか(正常系)
- 不正な入力に対して正しく処理できるか(異常系)
- エラー処理がきちんと動いているか
ユニットテストを書く際のポイント
ポイント |
説明 |
小さな単位で分けて書く |
関数やメソッドごとにテストを分ける |
毎回実行できるように |
コードを変更したら、必ず再テスト |
名前はわかりやすく |
何をテストしているか明示する |
まとめ
ユニットテストとは、関数やメソッドなどの小さな単位が正しく動くかを確認するためのテストです。
開発者にとって信頼性の高いコードを書くうえで欠かせない習慣なので、初心者の方も、ぜひ「書いたらテストする」を意識して学んでいきましょう!