●学校情報

講座一覧・募集状況

学習方法

学習サポート

修了生の評価

受講生の横顔

当学院について

入学相談

入学手続

 

●講座情報

技術者養成講座

プログラミング講座

WEB講座

情報処理試験講座

Excel講座

Access講座

 

●関連コラム

関連コラム

関連用語集

 

logo

 

 

関連用語集

JavaScriptのデータ型とは?基本の種類と使い方をわかりやすく解説

JavaScriptでプログラムを書く際には、データの「型(データ型)」を理解することが重要です。
変数にどんな種類の値を入れられるか、どう扱うかを知っておくと、バグを減らし、より正確な処理ができるようになります。

この記事では、JavaScriptの基本的なデータ型について、初心者にもわかりやすく解説します。

データ型とは?

データ型とは、「データがどのような種類か」を表す情報です。
JavaScriptでは、主に次のような基本データ型があります。

JavaScriptの主なデータ型

  • 文字列(String)
  • 数値(Number)
  • 真偽値(Boolean)
  • null
  • undefined
  • オブジェクト(Object)
  • シンボル(Symbol)(ES6以降)
  • ビッグイント(BigInt)(ES2020)

文字列(String)

let name = "Taro";

文字を扱うデータ型。シングルクォートまたはダブルクォート、バッククォート(テンプレートリテラル)で囲みます。

数値(Number)

let age = 25;
let price = 99.99;

整数も小数もすべてNumber型で扱われます。

真偽値(Boolean)

let isMember = true;
let isLoggedIn = false;

true または false の2値をとる型です。

null

let data = null;

「値が存在しない」ことを明示的に表す特別な値です。

undefined

let value;
console.log(value); // undefined

変数は宣言されたが、まだ値が代入されていない状態を表します。

オブジェクト(Object)

let user = {
  name: "Hanako",
  age: 30
};

複数の値をまとめて扱えるデータ型です。配列や関数もObject型の一部です。

シンボル(Symbol)

let id = Symbol("id");

重複しない一意の識別子を作るための型。通常は高度な用途で使います。

ビッグイント(BigInt)

let big = 1234567890123456789012345678901234567890n;

非常に大きな整数を扱える型。末尾にnを付けて記述します。

型の確認には typeof を使う

let x = "Hello";
console.log(typeof x); // "string"

typeof 演算子を使えば、変数のデータ型を確認できます。

動的型付け言語としての特徴

JavaScriptは動的型付け言語です。変数に代入する値によって型が決まります。

let data = 10;
data = "文字列"; // 問題なく動作

型が変わってもエラーにならない一方で、意図しない動作を招くこともあるため注意が必要です。

まとめ

  • JavaScriptにはさまざまなデータ型がある
  • 基本型(文字列、数値、真偽値、null、undefined)と複合型(オブジェクトなど)に分かれる
  • 型を確認するには typeof を使う
  • JavaScriptは動的型付けなので、代入によって型が変わる

型を正しく理解することで、JavaScriptの動作をより正確に予測・制御できるようになります。
エラーを減らすためにも、基本的な型の特徴を押さえておきましょう。

 

JavaScript関連用語集

−−−−−  JavaScript  −−−−−

JavaScriptの変数とは?初心者にもわかりやすく解説

JavaScriptの定数(const)とは?使い方と注意点をわかりやすく解説

JavaScriptの関数とは?基本から使い方まで丁寧に解説

JavaScriptの配列とは?基本の使い方から応用まで解説

JavaScriptのオブジェクトとは?基本の使い方から応用まで解説

JavaScriptのプロパティとは?基本から使い方までわかりやすく解説

JavaScriptのメソッドとは?基本と使い方をわかりやすく解説

JavaScriptのスコープとは?基礎からしっかり理解しよう

JavaScriptのクロージャとは?仕組みと使い方をわかりやすく解説

JavaScriptのコールバック関数とは?仕組みと使い方をやさしく解説

JavaScriptの非同期処理とは?基本から使い方までわかりやすく解説

JavaScriptのPromiseとは?非同期処理をわかりやすく管理する方法

JavaScriptのasync / awaitとは?Promiseをもっと簡単に書く方法

JavaScriptのイベントとは?クリックや入力に反応する仕組みを解説

JavaScriptのイベントリスナーとは?イベント処理の基本を解説

JavaScriptのDOMとは?Webページを操作する基本をやさしく解説

JavaScriptのJSONとは?データのやりとりに使われる基本形式を解説

JavaScriptのデータ型とは?基本の種類と使い方をわかりやすく解説

JavaScriptの型変換とは?自動変換と明示的変換の仕組みを解説

JavaScriptのnullとは?「何もない」を明示する特別な値

JavaScriptのundefinedとは?「未定義」を表す特別な値を理解しよう

JavaScriptのNaNとは?数値にならないことを示す特別な値を解説

JavaScriptのループとは?繰り返し処理の基本と使い方を解説

JavaScriptのif文とは?条件に応じた処理の書き方を解説

JavaScriptのswitch文とは?複数の条件分岐をすっきり書く方法

JavaScriptのクラスとは?オブジェクト指向の基本構文を解説

JavaScriptの継承とは?クラスの機能を引き継ぐ仕組みを解説

JavaScriptのモジュールとは?ファイル分割と再利用を可能にする仕組みを解説

JavaScriptの即時関数(IIFE)とは?その仕組みと使いどころを解説

JavaScriptのグローバル汚染を防ぐ方法とは?安全なスクリプト管理の基本