プログラミングでよく聞く「API」とは?初心者向けにやさしく解説!
Webサービスやアプリ開発、業務システムなど、今やあらゆる場面で登場する「API」。
この記事では、APIとは何か、その仕組みや使い道を初心者向けにわかりやすく解説します。
APIとは?
API(Application Programming Interface)とは、ソフトウェアやサービス同士をつなぐ「窓口」や「取り決め」のことです。
簡単に言うと、「この方法でデータを渡してね」「こう返すよ」というルールを決めた仕組みです。
APIの例(イメージ)
たとえば、あるWebサイトが「天気予報を提供するAPI」を公開している場合:
自分のアプリから「札幌の今日の天気は?」とリクエストを送り、
APIが「晴れ、最高気温23℃」というデータを返してくれるイメージです。
APIの種類
- Web API:インターネット経由でデータのやりとりを行う(例:Google Maps API、Twitter API)
- OS API:WindowsやmacOSが提供する、アプリとOSをつなぐAPI
- ライブラリAPI:プログラムの部品(ライブラリ)を使うための命令のセット
APIを使うメリット
- 外部の機能を自分のアプリに組み込める
- 効率よく開発できる
- サービス間の連携が簡単になる
- 自前で機能を作る必要がなくなる
APIの仕組み(基本の流れ)
- @ ユーザーやプログラムが「リクエスト」を送る
- A APIがそのリクエストを受け取る
- B 処理して「レスポンス(結果)」を返す
このように、「決まった手順」でやり取りするのがAPIの基本です。
API利用時の注意点
- 利用には「APIキー」が必要な場合がある
- 使用回数やデータ量に制限があることもある
- 仕様変更に注意(APIのバージョンアップなど)
APIのポイントまとめ
項目 |
説明 |
役割 |
システム同士のやり取りをスムーズにする |
使い方 |
決められたURLやパラメータでリクエストを送る |
返ってくるもの |
JSONやXMLなどの形式のデータ |
まとめ
APIは、異なるシステムを「つなぐ」ための重要な仕組みです。
現代のプログラミングやサービス開発では欠かせない存在であり、APIを上手に活用することで、効率的かつ柔軟な開発が可能になります。
初心者の方も、まずは「API=機能を借りられる窓口」と覚えておくと良いでしょう。