ITの要「サーバー」とは?初心者向けにやさしく解説!
ITやインターネットの話でよく登場する「サーバー」という言葉。
この記事では、サーバーとは何か、どんな役割があるのか、初心者の方にもわかりやすく解説します。
サーバーとは?
サーバー(Server)とは、クライアントからのリクエスト(要求)に対して、必要なサービスやデータを提供するコンピュータやソフトウェアのことです。
「提供する側」であり、「使う側」であるクライアントと対になる存在です。
サーバーの役割
- Webページの表示(Webサーバー)
- ファイルの保存・共有(ファイルサーバー)
- メールの送受信(メールサーバー)
- データベースとのやりとり(データベースサーバー)
- ログイン情報や権限の管理(認証サーバー)
身近なサーバーの例
- Googleの検索エンジン
- Amazonのショッピングシステム
- YouTubeの動画配信システム
- 会社で使う社内ファイル共有サーバー
私たちが日々使っているサービスのほとんどが、どこかのサーバーとつながって動いています。
サーバーの種類
- 物理サーバー:専用のハードウェアを用意して動かすサーバー
- 仮想サーバー:1台のコンピュータ上で複数のサーバーを動かす技術(例:VPS)
- クラウドサーバー:インターネット経由で使えるサーバー(例:AWS、Azure)
サーバーの仕組み
クライアントがサーバーにリクエストを送ると、サーバーが処理をして結果(レスポンス)を返します。
このやりとりは、クライアント・サーバーモデルと呼ばれ、ITの基本構造となっています。
サーバーのポイント
ポイント |
説明 |
常時稼働 |
いつでもクライアントからのリクエストに応えられるよう、24時間稼働が基本です。 |
信頼性が求められる |
止まるとサービス全体に影響が出るため、高い安定性が必要です。 |
セキュリティ対策 |
不正アクセスやウイルスなどから守るための設定や運用が重要です。 |
まとめ
サーバーは、クライアントに「サービスを提供する側」の中心的存在です。
Webページの表示、データ保存、メール送受信など、あらゆるITサービスを支えています。
初心者の方は、まず「クライアントが使い、サーバーが応える」というイメージをしっかりつかんでおきましょう。