IT用語の基本「クライアント」とは?初心者向けにやさしく解説!
システムやネットワークに関する話の中でよく出てくる言葉が「クライアント」です。
「サーバー」と対になる存在として、重要な役割を果たしています。
この記事では、クライアントとは何か、どんな意味や種類があるのかを初心者向けにわかりやすく解説します。
クライアントとは?
クライアント(Client)とは、「サービスを利用する側のコンピュータやソフトウェア」のことです。
対になるのが「サーバー(Server)」で、クライアントがリクエスト(要求)を送り、サーバーがレスポンス(応答)を返すという関係になっています。
身近なクライアントの例
- Webブラウザ(Google Chrome、Safariなど)
- スマートフォンのアプリ(天気アプリ、地図アプリなど)
- 業務で使う端末(POSレジや受付端末など)
- メールソフト(Outlook、Thunderbirdなど)
これらはすべて、インターネットやネットワークを通じて「どこかのサーバー」と通信しています。
クライアントの種類
- ハードウェア的なクライアント:ユーザーが操作するパソコンやスマートフォンなど
- ソフトウェア的なクライアント:サーバーと通信するためのアプリケーション(例:Webブラウザ)
クライアントとサーバーの関係(クライアント・サーバー型)
多くのシステムでは、「クライアント・サーバーモデル」と呼ばれる構成が使われています。
クライアントが「お願い」をし、サーバーが「応える」という仕組みです。
クライアントの役割
- ユーザーの操作を受け付ける
- 必要な情報をサーバーにリクエストする
- サーバーからの応答を表示・処理する
クライアントのポイント
ポイント |
説明 |
ユーザーとの接点 |
ユーザーが最初に触れる「窓口」となる部分です。 |
多様な形態 |
PC、スマホ、アプリ、ブラウザなど、いろいろな形があります。 |
通信の起点 |
クライアントが「要求(リクエスト)」を出すところから通信が始まります。 |
まとめ
クライアントとは、サーバーからサービスを「受ける側」の装置やソフトウェアのことです。
私たちが普段使っているパソコンやスマホも、すべて何らかのクライアントとして動いています。
クライアント・サーバーの考え方は、ITの基本中の基本なので、しっかり押さえておきましょう!