Pythonのスクリプトファイル(.py)とは?作り方・実行方法・基本構文を解説
スクリプトファイル(.py)とは、Pythonのコードをテキストファイルにまとめたものです。
ファイルの拡張子が .py
であることから、「Pythonファイル」とも呼ばれます。
スクリプトファイルの役割
- 複数行のPythonコードを保存・再利用できる
- Pythonインタプリタで一括実行できる
- プログラムやアプリケーションの本体として機能する
スクリプトファイルの作り方
テキストエディタ(例:VS Code、メモ帳、PyCharmなど)を使って、以下のようにPythonコードを書き、拡張子を「.py」にして保存します。
# hello.py
print("こんにちは、Python!")
スクリプトファイルの実行方法
python hello.py
このように入力すると、hello.py
の内容がインタプリタによって実行されます。
ファイルの中に書けること
- 変数や関数、クラスの定義
- 条件分岐(if文)やループ(for/while)
- モジュールのインポートや外部ファイルの読み込み
- 他ファイルからの呼び出しも可能(モジュール化)
スクリプトの実行時にのみ動作させるコード
if __name__ == "__main__":
print("このファイルが直接実行されたときだけ表示されます")
この構文は、モジュールとしてインポートされた場合に実行されないようにするためによく使われます。
よくある拡張子と用途
拡張子 | 用途 |
.py | Pythonスクリプト本体 |
.pyc | コンパイル済みバイトコード(自動生成) |
.ipynb | Jupyter Notebook用ファイル |
まとめ
Pythonのスクリプトファイル(.py)は、Pythonコードを保存・実行する基本の形式です。
ファイルを作って python ファイル名.py
と実行するだけで、誰でも簡単にPythonプログラムを動かせます。
まずは print()
を使った簡単なファイルから始めて、関数や条件分岐などもスクリプトにまとめて実行してみましょう!