コードを整理・再利用できる「関数」とは？初心者向けにやさしく解説！

プログラミングを学ぶうえで必ず出てくる「関数（Function）」という言葉。
これはコードを整理したり、繰り返し使ったりするための、とても便利な仕組みです。
この記事では、関数の意味や役割、基本的な使い方を初心者向けにわかりやすく解説します。

関数（Function）とは？

関数とは、「特定の処理をひとまとめにしたコードのまとまり」です。
一度定義しておけば、名前を呼ぶだけでその処理を何度でも実行できます。

関数を使うメリット

• 同じ処理を何度も書かなくてよくなる（再利用性）
• コードの見通しがよくなる（可読性）
• バグを見つけやすく、修正もしやすい（保守性）

関数の基本構成（例：Python）

def greet(name):
    print("こんにちは、" + name + "さん！")

greet("山田")  # 実行結果：こんにちは、山田さん！
    

このように、関数は「定義」と「呼び出し」の2つで成り立っています。

関数の要素

戻り値のある関数の例

def add(a, b):
    return a + b

result = add(3, 5)
print(result)  # 実行結果：8
    

関数の種類

• 組み込み関数：print(), len(), input() など、言語に最初から備わっている
• ユーザー定義関数：自分で作るオリジナルの関数
• 再帰関数：自分自身を呼び出す関数（応用）

まとめ

関数とは、一連の処理を名前をつけてまとめることで、使いやすく・わかりやすくする仕組みです。
プログラミングを学ぶ上での基本中の基本なので、初心者の方も「定義 → 呼び出し → 引数・戻り値」の流れをぜひ覚えておきましょう！