クラスからオブジェクトを作る!「newキーワード」とは?
Javaでオブジェクト(インスタンス)を作るときに使うのが new キーワードです。
クラスから実体を作る、つまりインスタンス化を行うための命令です。
newキーワードの基本構文
クラス名 変数名 = new クラス名(引数);
例:Personクラスのインスタンスを作る
public class Person {
String name;
public Person(String name) {
this.name = name;
}
}
public class Main {
public static void main(String[] args) {
Person p = new Person("Taro"); // ← ここでnewを使う
System.out.println(p.name); // → Taro
}
}
newがしていること
- メモリに新しいオブジェクトを作成
- コンストラクタを呼び出して初期化
- 作成したオブジェクトの参照を変数に渡す
配列にも使える
配列も new
を使って作成します。
int[] numbers = new int[5]; // 要素数5のint配列
String[] names = new String[3]; // 要素数3のString配列
newを使う主な場面
- クラスのインスタンスを作るとき
- 配列を作るとき
- 匿名クラスや内部クラスを使うとき
staticメンバーと違う点
new
で作ったオブジェクトのメソッドやフィールドは、そのインスタンス専用です。
一方、static
メンバーは クラス全体で共有されます。
まとめ
newキーワードは、Javaでクラスからオブジェクトを作るための基本構文です。
コンストラクタの呼び出しとメモリ上のインスタンス生成を行い、その結果を変数に格納します。
Javaプログラミングでは何度も使うので、しっかり覚えておきましょう!