Excelの基本用語:ワークシートとは?
ワークシート(Worksheet)とは、Excelのファイル(=ワークブック)内にある「作業用のシート」で、セルの集まりから構成されています。
通常、Excelを開いたときに表示されるのがこのワークシートであり、データの入力・計算・集計・分析などの作業はすべてワークシート上で行われます。
ワークシートの構造
- 縦方向に行(Row):番号(1, 2, 3, ...)で表示
- 横方向に列(Column):アルファベット(A, B, C, ...)で表示
- 交差するマス目がセル(Cell)
- ワークシート1枚につき最大104万行 × 1万6千列(バージョンにより異なる)
ワークシートの主な使い方
- 表やリストの作成(売上管理表・名簿・スケジュールなど)
- 関数や数式を使った計算や分析
- グラフの作成・視覚的なデータ表示
- ピボットテーブルによる集計・レポート作成
ワークシートに関する操作
- 追加: [+] ボタンで新しいシートを作成
- 名前の変更: シート名をダブルクリックで変更
- 移動/コピー: ドラッグまたは右クリックメニューから操作可能
- 非表示/再表示: シートを隠す・再表示する設定も可能
ワークシートとワークブックの違い
- ワークシート: 作業する「シート(紙)」にあたる
- ワークブック: 複数のシートをまとめた「Excelファイル」そのもの
- 1つのワークブックには複数のワークシートを含められる
活用のヒント
- 用途ごとにシートを分けることで整理しやすくなる
- シート名を「売上_2024」「名簿_社員」など分かりやすくすると便利
- 「シート間参照」を使えば、別のシートのデータを引っ張ることも可能
まとめ
- ワークシート: Excelでの作業を行うための「基本の土台」
- セルの集まりからなり、表計算やグラフ作成などを行う場
- ワークブック内に複数作成でき、整理・分析に役立つ
Excelの操作は、すべてワークシートから始まります。
シートの構造や基本操作を理解することで、Excelをより効率的に使いこなすことができるようになります。
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