Excelの基本機能:データの並べ替えとは?
データの並べ替え(ソート)とは、Excelの表にあるデータを昇順(小さい順)または降順(大きい順)に整理する機能です。
数値だけでなく、文字列(あいうえお順やABC順)や日付も並べ替えることができ、表の見やすさや分析の効率化に役立ちます。
並べ替えの主な種類
- 昇順: 小さいものから大きいものへ(例:1→10、A→Z)
- 降順: 大きいものから小さいものへ(例:10→1、Z→A)
基本的な並べ替え手順
- 並べ替えたいデータ範囲(またはセルの1つ)を選択
- [データ]タブ → [昇順]または[降順]をクリック
- 選択列を基準に、表全体が並び替えられる
複数の条件で並べ替える(ユーザー設定の並べ替え)
- [データ]タブ → [並べ替え]をクリック
- ダイアログで「並べ替えのキー」(列)を指定
- 必要に応じて「レベルの追加」で第2、第3の条件も設定可能
- たとえば「部署 → 氏名」のように階層的な並び替えが可能
並べ替え可能なデータの例
- 数値(売上、点数、金額 など)
- 文字列(名前、商品名、住所 など)
- 日付(昇順:古い→新しい、降順:新しい→古い)
- カスタムリスト(例:月曜→日曜の順で並べるなど)
並べ替え時の注意点
- 表全体を選択せずに一部の列だけ並べ替えると、データの対応関係が崩れることがある
- 「先頭行は見出し」かどうかを確認してから操作する
- 結合セルが含まれていると並べ替えができないことがある
まとめ
- 並べ替え: 表の中のデータを昇順・降順で整理する機能
- 複数条件の並べ替えにより、階層的に情報を整列可能
- 見やすさ・分析効率の向上に欠かせない基本操作
データの並べ替えは、Excelを使いこなすうえでの基本中の基本。
しっかり理解しておけば、どんな集計・分析も視覚的にわかりやすく整理できるようになります。
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