データを入れて使いまわす「変数(variable)」とは?C言語の基本をやさしく解説
C言語をはじめ、ほとんどのプログラミング言語では「変数(variable)」が使われます。
変数とは、数値や文字などのデータを一時的に保存しておくための“名前付きの箱”のようなものです。
変数とは?
変数(variable)は、プログラム内でデータを記憶するために使われます。
値を代入したり、あとから変更したり、計算に利用したりできます。
変数の宣言と代入(基本文法)
int age; // 変数の宣言(整数型)
age = 25; // 値を代入
まとめて書くこともできます:
int age = 25; // 宣言と同時に代入
主なデータ型と例
型 |
意味 |
例 |
int |
整数(-100, 0, 50など) |
int count = 10; |
float |
小数(3.14など) |
float pi = 3.14; |
char |
1文字('A', 'b'など) |
char grade = 'A'; |
double |
高精度な小数 |
double tax = 0.08; |
変数名のルール
- 英数字とアンダースコア(_)が使える
- 数字で始めてはいけない
- 予約語(int, return など)は使えない
- わかりやすい名前にするのがベスト(例:
score
, userAge
など)
変数の使い方の例
#include <stdio.h>
int main(void) {
int age = 20;
printf("年齢は %d 歳です。\n", age);
return 0;
}
まとめ
変数とは、プログラム内でデータを一時的に保存・操作するための名前付きの箱です。
C言語では、まず「型を指定して宣言する」ことがポイントです。
初心者の方は、int / float / char などの型と宣言・代入の基本から、しっかり身につけましょう!