条件に応じて動きを変える「if / else」とは?C言語の基本をやさしく解説!
プログラムを「条件によって処理を変えたい」ときに使うのが、条件分岐です。
C言語では if
や else
を使って、ある条件が「真(true)」のときだけ特定の処理を実行できます。
基本の書き方
if (条件式) {
// 条件が真のときの処理
} else {
// 条件が偽のときの処理
}
実際の例(年齢チェック)
int age = 20;
if (age >= 18) {
printf("大人です。\n");
} else {
printf("未成年です。\n");
}
else if を使った多段階分岐
int score = 75;
if (score >= 90) {
printf("評価:A\n");
} else if (score >= 70) {
printf("評価:B\n");
} else {
printf("評価:C\n");
}
条件式に使える演算子
以下のような比較演算子を使って、条件を記述します。
==
:等しい
!=
:等しくない
>
:より大きい
<
:より小さい
>=
:以上
<=
:以下
論理演算子との組み合わせ
int age = 25;
int hasLicense = 1;
if (age >= 18 && hasLicense == 1) {
printf("運転可能です。\n");
}
&&
(AND)、||
(OR)、!
(NOT)で複数条件も扱えます。
注意点
- 条件式の後は必ず
()
で囲む
- ブロックは
{}
で囲む(1行だけなら省略可だが推奨しない)
=
と==
を混同しないように注意!
まとめ
条件分岐は、プログラムに「判断力」を持たせるための基本的な仕組みです。
C言語では if
/ else
/ else if
を使って、状況に応じた処理を実行できます。
初心者の方は、まずはif (条件) { 処理 }
の書き方に慣れることから始めてみましょう!