<ol>タグについて
<ol>とは?
<ol>
タグは、HTMLで「順序付きリスト(ordered list)」を作成するためのタグです。
順番に意味がある項目(例:手順・ランキング・手続きなど)を番号付きで表示する際に使用します。
基本構文
<ol>
<li>ステップ1</li>
<li>ステップ2</li>
<li>ステップ3</li>
</ol>
<ol>
タグはリスト全体を囲み、<li>
タグで各項目を記述します。
表示の特徴
- 各項目の前に連番(1.、2.、3.…)が自動で表示される
- 項目の順番に意味がある場合に使用する
- 番号のスタイルは変更可能(CSSや属性で)
type属性による番号の変更
<ol type="A">(A, B, C…)
<ol type="a">(a, b, c…)
<ol type="I">(I, II, III…)
<ol type="i">(i, ii, iii…)
<ol type="1">(1, 2, 3…:初期値)
start属性(開始番号の変更)
<ol start="5">(5から開始)
reversed属性(逆順)
<ol reversed>(番号を逆に表示)
ネスト(入れ子)の例
<ol>
<li>準備
<ol>
<li>道具をそろえる</li>
<li>手を洗う</li>
</ol>
</li>
<li>作業開始</li>
</ol>
注意点
<ol>
タグ内には必ず<li>
を使用する
- リストの番号付けはブラウザが自動的に行う
- 番号のスタイルはCSSでもカスタマイズ可能
CSSによるカスタマイズ例
ol {
list-style-type: upper-roman;
padding-left: 20px;
}
まとめ
<ol>
は順序付きリストを作るタグ
- 項目は
<li>
で記述
- 自動で番号が付く(スタイル変更可能)
type
、start
、reversed
属性が使用可能
- 手順・ランキング・工程などに適している